株式会社セキノ興産の屋根材「45ロック」は、一般住宅に適したシンプルなデザインのガルバリウム鋼板の屋根材です。
桟の高さ45mmから演出される美しいライン。45ロック本体は、表面上に釘やビスが見えないボルトレス施工で、防水性の高い屋根が特徴です。
既存の各種瓦棒屋根・桟葺き(昔からあるトタン屋根などの金属屋根で縦葺きのものを瓦棒屋根・桟葺きといいます)で、働き巾455・418㎜なら、45ロックを使用したカバー工法(既存の屋根をそのまま残して覆いかぶせるように施工する工法)でのリフォームが可能です。瓦棒屋根・桟葺きの吹き替えには、45ロックをお勧めいたします。
1. 足場設置工事
まずは、足場の設置工事です。落下防止や工事がスムーズに進むため必要な工事です。足場なしで工事して、怪我人が出てしまったらお施主様にもご迷惑をお掛けしてしまいます。安全に作業をするための大事な工事です。
足場設置後、屋根の状況などを詳しく調べていきます。
2. 棟板金の撤去と清掃
カバー工法に不要な棟板金を撤去します。
まずは棟板金とその下地のヌキ板を撤去します。雪止めが設置せれている場合も撤去して清掃を行います。
屋根のカバー工法は棟板金部分しか廃材が出ないため解体費用廃材処理費もかからない為、お財布にもやさしいです。
3. ルーフィング工事
アスファルトルーフィングと呼ばれている防水紙を敷設します。
既存の屋根の上にルーフィングを敷いていきます。防水性は勿論、既存の屋根の錆をルーフィングによって遮断する事で新しい屋根材に錆の移りも防ぐ事も出来ます。
4. 屋根材設置
新しい屋根材を設置していきます。
株式会社セキノ興産の45ロックはガルバリウム鋼板の屋根材です。本体が軽いため既存の屋根の上に乗せても住宅への負担が少ないです。
屋根の頂上棟部分は水返しを作ることによって、入水を防ぎ雨漏りしない工夫を施しております。
5. ヌキ板設置
ヌキ板(屋根の頂上部分を納める下地工事)を設置していきます。
屋根材の設置が終了したら、ヌキ板を設置します。
今回使用したヌキ板は防腐剤が注入さてた材料で、普通のヌキ板に比べて腐食しにくい特徴があります。他にも、プラスチック製のヌキ板で、木材と同等の軽さと優れた耐久性をプラスした、ケーミュー株式会社(タフモック)という商品も有ります。
6. 棟板金の設置
棟板金を設置していきます。
ヌキ板の設置が終了後、棟板金の設置を行います。屋根の角度形状に合わせて、調整して加工します。ヌキ板の上に棟板金を被せ、ステンレス釘、ビスなどで固定していきます。ステンレスを使用することで、耐久性が強く特に棟板金は風の影響を受けやすいので、しっかりと固定します。
7. 屋根カバー工法完了
45ロックを使った屋根カバー工法が完了です。
屋根カバー工法は屋根葺き替え工事と比べて工程が少ないです。それにより工期が短縮出来るうえに、廃材撤去処分費用なども、おさえる事が出来る利点もあります。また、緩みにくいステンレスビスを使って屋根材を固定していることも大きなポイントです。
耐久性が増すことで、台風など強風にも耐える事が出来る強い屋根になりました。
屋根についての
豆知識
屋根は家を強い日差しや雨から守る重要な部分です。屋根について詳しく知れば、より良い屋根リフォーム工事プランをたてられます。
■ 屋根の各部位について
■ 屋根の形状について
■ 屋根材 粘土瓦について
■ 屋根材 スレートについて
■ 屋根材 金属系屋根材について
■ 金属系屋根について
■ 銅屋根(銅板屋根)について
外壁についての
豆知識
外壁のリフォームをお考えになるときは、お住まいの外壁の状態や、建物自体の老朽化などを考慮に入れてより良いリ外壁フォーム工事を計画しなければなりません。
■ 外壁についての豆知識
板金の歴史
板金の歴史は櫛やかんざしの飾りや小判から始まります。
■ 板金の歴史