趣のあるレンガ調サイディング

弊社は、創業時から神奈川県横浜市で営業しております。多くの人が観光に訪れる横浜ですが、特に私がおすすめなのが、横浜市中区にある「横浜税関新港埠頭倉庫」です。通称「赤レンガ倉庫」で知られるこの建物は、明治政府によって横浜税関新港埠頭(保税)倉庫として建設された横浜市認定歴史建造物であり、現在では商業施設やイベント、展示スペース、ホールなどに生まれ変わり、赤レンガパークとして整備されています。

この「赤レンガ倉庫」で、私が特に気に入っているところは、重厚であり、かつ趣のある赤レンガの外壁です。この赤レンガを一般住宅に使用したら、さぞ趣のある外壁になりそうだなと思います。使用する工法はいくつかありますが、時間とコストなどを考えれば、赤レンガを外壁材として使用するのは難しいのが現状です。新築工事ならともかく、リフォームで使用するのは考えものです。そこで、レンガのような趣の外壁をお考えの方には、サイディングという建材をお勧めしております。

サイディングには、大きく分けて、窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングの4つがあります。

窯業系サイディングは、セメント質のものと繊維質を混ぜ合わせて作られた建材です。窯業系サイディングはデザインが豊富で、シンプルなものからレンガ調、タイル調、石積調、まで様々なサイディングがあります。おしゃれなラインナップが多いことも、最近の住宅で使用されています。

金属系サイディングは、ガルバリウム、アルミニウム、ステンレスなどの鋼板が使用されたサイディングです。基材となる材料が金属なので、窯業系サイディングに比べて長期間メンテナンスが必要なくなります。金属は水を吸わないので長持ちします。また、金属製と言われると無機質で冷たい印象を受けるかもしれません。
しかし,最近では金属加工の技術が進歩したことで、金属系サイディングでも様々なデザインが選べるようになりました。窯業系サイディングのようにレンガ調やタイル調のサイディングも販売されています。

木質系サイディングは、そな名の通り木を材料としたサイディングです。最近では天然木にこだわった住宅も増えています。しかし、
天然木であるからこそ水に弱いのがデメリットです。基材に水分を含んだ状態で放置してしまうと、木が腐ってしまうこともあります。その為、こまめな再塗装などメンテナンスが必要です。しかも、天然の木を使用しているので、窯業系サイディングなどと比較すると価格も高くなります。

樹脂系サイディングは、他のサイディングに比べそこまで目にすることはないかもしれませが、欧米では外壁材全体の50%を超えるシェアを締めています。樹脂系サイディングは、樹脂成型されているので劣化しにくく、塩害や凍害などにも強く耐天候性に優れています。また、窯業系サイディングのように目地に使用するシーリング材が使用されていないので目地の補修がいらないというのも大きな利点です。窯業系サイディングはどうしても経年劣化でシーリング材が剝がれがちです。さらに、樹脂系サイディングは、窯業系サイディングに比べて約10分の1の軽さなので、施工もしやすく、壁自体を軽く出来るので住宅への負担も軽減できます。

サイディングは上記のように大きく分けて4種類あり、機能性、施工性、デザイン性、メンテナンス性、価格などで、それぞれ違いがあり、どの商品が良いのか判断に迷われるお客様も多くいらっしゃいます。
有限会社プロガードは豊富な経験と知識に基づき、お客様のご要望に応えるサイディング商品をお選びいたします。
サイディングによる外壁リフォーム工事は、外装リフォームのプロフェッショナルの弊社にお任せください。